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交通事故はさまざまな状況で発生するものであり、追突事故もその中の一つです。

追突事故に遭った場合、慰謝料はどのくらいもらえるのでしょうか。

本稿では、追突事故による慰謝料の計算方法と相場についてご紹介します。

追突事故の慰謝料の計算方法

追突事故の慰謝料は、「慰謝料の種類」ごとに「採用する計算基準」が存在します。

①追突事故で請求できる慰謝料の種類

追突事故で請求できる慰謝料には、基本的に以下のものがあります。

②追突事故の慰謝料の計算基準

追突事故の慰謝料の計算基準には、以下のものがあります。

追突事故の慰謝料の相場はどのくらい？

以下では、各慰謝料の具体的な相場について見ていきましょう。

※任意保険基準での慰謝料の相場については、基準が非公開となっているため、自賠責基準と弁護士基準との間くらいとお考えください。

入通院慰謝料

入通院慰謝料の金額は、入院や通院した日時・期間に応じて決定されます。

・自賠責基準の場合

4300円×（「治療期間」または「実際の治療日数×２」のいずれか短い方）

という計算式です。

・裁判基準の場合

裁判基準では、受傷の程度に応じて２つの算定表を使い分けます。

① 軽傷の場合（むちうち・打撲など）

② 重傷の場合（骨折など）

縦軸（通院日数）と横軸（入院日数）が交わったところの金額が、入通院慰謝料となります。

単位：万円

後遺障害慰謝料

後遺障害慰謝料の金額は、認定された後遺障害等級に応じて決定されます。

以下の表が、自賠責基準と裁判基準の相場になります（単位：万円）。

交通事故は弁護士・田中太朗（和泉府中法律事務所）におまかせください

追突事故の慰謝料は、その種類と計算基準が複数あります。

また、基準によって慰謝料額に大きな隔たりがあることを知っておくことも、交渉を有利に進めるポイントです。

追突事故を含む交通事故に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士・田中太朗（和泉府中法律事務所）までご相談ください。