逮捕された後に弁護士ができること
逮捕された後に弁護士ができることは様々です。
まずは、法律的なアドバイスや家族と被疑者の仲介役を行うということが出来ます。
逮捕された被疑者(加害者を指す法律用語、俗にいう容疑者)は逃亡や証拠隠滅を防ぐため、家族であっても面会が許されないことが多くなっています。そうした被疑者に対し、法律的なアドバイスを行ったり、面会できない家族との仲介を行い、精神的な不安を取り除いたりすることが出来ます。
また被疑者の身柄解放に向けた行動をすることが出来ます。
逮捕からの長期の身柄拘束は社会的に大きな影響を与えることとなります。そのため早期の身柄解放が重要となります。そのため被疑者に有利な証拠を取集し、釈放の請求をすることが出来ます。
加えて示談交渉を行うことが出来ます。
傷害や窃盗事件の場合、被害者との間での示談成立の有無が、起訴不起訴の判断や起訴されて刑事裁判になった際の量刑にも影響を与えます。この示談交渉は、プライバシーの問題から直接相手方と交渉を行うことが出来ない場合も多くなっていますが、弁護士であれば交渉をすることが出来ます。
最終的に刑事裁判に至ってしまった場合でも、法廷において弁護活動を行うことが出来ます。
弁護士・田中太朗(和泉府中法律事務所)は、和泉市、泉大津市、堺市、岸和田市、貝塚市を中心に大阪、京都府、和歌山、兵庫、奈良、滋賀県の皆様のお悩み解決に尽力しております。刑事事件をはじめ離婚、相続、交通事故など身の回りの法律問題でお悩みがありましたら和泉府中法律事務所までご相談ください。