相続 / 弁護士 田中 太朗

弁護士 田中 太朗 > 相続

相続に関する基礎知識や事例

相続は人の死により開始します。相続とは、一定の親族者に被相続人の財産上の地位を承継させることをいいます。

この財産上の地位には、現金や銀行預金、不動産や株式など財産上プラスとなる積極財産だけではなく、未払金やローン、借金などの財産上マイナスとなる消極財産も相続の対象となります。
相続が開始したら相続財産の調査をすすめます。相続財産が確定しないと遺産分割協議を開催することができませんのでご注意ください。

また、併せて故人の遺言書の有無も重要となります。遺言があれば遺言に従って相続することとなり、遺言がなければ法定相続分に従って相続することとなります。

相続される人のことを被相続人といい、相続する人のことを相続人といいます。加えて、今現在生きている人が死亡した場合に、相続人となるべき資格を持つ人を推定相続人といいます(民法892条)。
相続人の範囲は民法で定められており、具体的にだれが相続人となるか、またそれぞれの相続分はどれくらいかというのは、被相続人の親族関係などによって変動します。

相続財産と相続人が確定したら、遺産分割協議を開始し、相続人の全員の合意に至ったら、遺産分割協議書を作成し、それに従って相続します。
不動産などの相続登記をして相続税を納付したら、相続の手続きは完了となります。

相続には複雑な法的手続きが必要となる場合もございます。
弁護士・田中太朗(和泉府中法律事務所)は、和泉市、泉大津市、堺市、岸和田市、貝塚市を中心に大阪、京都府、和歌山、兵庫、奈良、滋賀県の皆様のお悩み解決に尽力しております。刑事事件をはじめ離婚、相続、交通事故など身の回りの法律問題でお悩みがありましたら和泉府中法律事務所までご相談ください。

  • 相続放棄

    相続を承認するのか、放棄するのかを決定するのは遺産相続の一つのおおきな山です。相続放棄は、自分のために相続の開始があったことを知った日から3か月以内に行わなければなりません。相続放棄は、家庭裁判所にその意思を伝えることに […]

  • 遺産分割協議と調停について

    遺産分割協議とは、だれがどの財産を相続するかを決定する会議です。相続人と相続財産が確定し、遺産を受け継ぐと決めたら、いよいよ遺産分割をすることとなります。遺産分割はいつまでに行わなければならないという決まりはありませんが […]

  • 相続の流れと相続後の手続き

    ■死亡届の提出相続は人の死によって開始します。被相続人が亡くなった場合、まずは死亡届を役場に提出しなければなりません。死亡届を提出する際には、医師の作成する死亡診断書も合わせて提出する必要があります。 ■遺言書 […]

  • 法定相続人とは?

    民法では、相続人となるべき人とその順番を定めています。まず、被相続人の配偶者は常に相続人となります。しかし、内縁の夫や妻は相続人になることはできませんのでご注意ください。また、離婚してしまった後の元配偶者も相続人ではなく […]

  • 相続法改正の内容と施行日

    ■相続法改正の内容と施行時期相続法改正によって従来の相続法と大きく変更される事項について、ひとつずつ解説します。いつから適用されるのかという点については、改正内容ごとに異なるので注意が必要です。 ①配偶者居住権 […]

  • 遺言書の種類や書き方

    民法上、遺産相続の相続人と遺産の相続分が定められています(法定相続)。しかし一方で、遺言書を作成することにより被相続人の意向を反映したり、相続人間でもめごとが起こること(「争続」)を回避することができるわけです。民法は遺 […]

  • 相続手続きの中で期限があるものは?

    相続には様々な手続きがあり、期限が定められているものもあります。 ■相続放棄・限定承認(被相続人の死亡を知った日から3カ月)相続人には、単純承認・相続放棄・限定承認という3つの選択肢があります。 単純 […]

  • 遺留分とは?法定相続分との違いや権利者の範囲など

    遺留分とは、特定の法定相続人が最低限取得することができる財産の取り分のことをいいます。遺言などが無い場合、原則として、民法に定められた法定相続分に従って、遺産分割をすることになります。もっとも、遺言で法定相続分とは異なる […]

  • 遺留分侵害額請求をされた場合の対処法とは

    遺留分侵害額請求とは、遺言や遺産分割協議の結果によって、遺留分が侵害された際にする請求のことです。そして、遺留分とは、一定の法定相続人が有する権利であり、最低限の遺産の取り分のことをいいます。特定の相続人に対して高額の遺 […]

  • 公正証書遺言があってももめるケース|どのように対処するべき?

    公正証書遺言は、もめ事になるリスクが少ない遺言書ですが、作成過程や内容によっては遺言書の効力が問題となり、もめ事が起きることがあります。本稿では、公正証書遺言があってももめるケースと、どのように対処するべきかについてご紹 […]



弁護士 田中 太朗が提供する基礎知識

  • 財産分与の対象と割合

    離婚を成立させるにあたって、まずはご夫婦の財産をお二人で分割することになります。これを「財産分与」と呼びます。財産分与の...

  • 養育費の取り決めを公正証...

    子どもがいる方が離婚をする際、養育費の取り決めを行うにあたっては、月額いくらを養育費としていつまで支払うか、その内容を決...

  • 弁護士特約とは?

    ■弁護士特約とは?・特約とは基本となる保険に付帯して、補償内容を補足・変更する契約のことを特約といいます。特約には、一定...

  • 企業法務

    企業を経営していくにあたって、弁護士が法務的なサポートを行うことは、企業の日常的な活動だけでなく、今後の成長のためにも不...

  • 私選弁護士と国選弁護士の...

    私選弁護人と国選弁護人の違いは様々です。そもそも私選弁護人とは、被疑者やその家族などが私費で弁護を依頼した弁護士であり、...

  • 公正証書遺言があってもも...

    公正証書遺言は、もめ事になるリスクが少ない遺言書ですが、作成過程や内容によっては遺言書の効力が問題となり、もめ事が起きる...

  • 相続放棄

    相続を承認するのか、放棄するのかを決定するのは遺産相続の一つのおおきな山です。相続放棄は、自分のために相続の開始があった...

  • 相続法改正の内容と施行日

    ■相続法改正の内容と施行時期相続法改正によって従来の相続法と大きく変更される事項について、ひとつずつ解説します。いつから...

  • 交通事故によるむちうち|...

    交通事故でむちうちの症状がある場合、どのように慰謝料を計算して請求すればよいのでしょうか。本稿では、むちうちの慰謝料の計...

  • 症状固定と後遺障害等級に...

    ■症状固定と後遺障害等級について・後遺障害等級とは適切な治療行為を継続しても、改善の見込みがない状態を「症状固定」といい...

よく検索されるキーワード

弁護士紹介

「何か悩み事はありませんか。
一人で抱え込んでいませんか。」

田中弁護士の写真
弁護士
田中 太朗(たなか たろう)
ご挨拶
  • お客様のご相談に迅速かつ誠実に対応いたします。
  • 親しみやすい「市民のための法律家」として、あらゆるご相談を承ります。
  • 各種委員会や被害者弁護団としての活動を通じて幅広い問題に取り組んでいます。
所属・著書・資格等
  • 大阪弁護士会
  • 消費者保護委員会
  • 刑事弁護委員会
  • リース被害者弁護団
  • 交通事故委員会
  • 遺言・相続センター運営委員会
  • 欠陥住宅関西ネット
  • 大阪都島区倫理法人会幹事(小川)
  • 龍谷大学法科大学院 客員講師(田中)

事務所概要

名称 和泉府中法律事務所 弁護士 田中 太朗
所属

大阪弁護士会 消費者保護委員会 刑事弁護委員会 リース被害者弁護団

交通事故委員会遺言・相続センター運営委員会 欠陥住宅関西ネット

大阪都島区倫理法人会幹事(小川) 龍谷大学法科大学院 客員講師(田中)

資格者名 田中 太朗
所在地 〒594-0071 大阪府和泉市府中町1丁目10-3 第2泉洋ビル301号
電話番号/FAX番号 TEL:050-5434-9254
対応時間 月~土 9時30分~18時 ※事前予約で時間外も対応可能
定休日 日・祝 ※事前予約で対応可能

ページトップへ